建築技法へのこだわり

古くから続く日本の建築技法を後世へ伝えたい

伝統の技を継承、さらに磨いてゆく、もうひとつの現場

引っ張りや曲げに対応する木の接合部「継手・仕口」の一例

追掛大栓継(おっかけだいせんつぎ)

金輪継(かなわつぎ)

台持継(だいもちつぎ)

仕口と継手

木造建築において、土台・柱・梁などの木材同士をつなぐ場合その接合部を「継手(つぎて)」「仕口(しぐち)」と呼びます。 
「継手」はつなぐ方向が同じ場合、「仕口」は異なる方向の木材をつなぐ場合に用いられる名称です。
野沢工芸建築では、この接合部の削り出し作業も、すべて職人が行います。

本社裏の敷地約3,000坪に材木加工場と、6,000本以上を揃えるストックヤードを併設。

棟梁を中心とする最大6組の職人集団が作業を行う材木加工場。 今日も広大な空間に木の軽やかな加工音が響き渡る。
ストックヤードの在庫は6,000本以上で、工務店としては九州最大級の規模。
床柱は、屋久杉・土佐杉・ヒノキ・ケヤキ・鉄刀木(タガヤ)・桜など、約200本の銘木(写真右)から選択可能。